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【連絡先】 042-597-4572 大脇
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オオムラサキ(青梅市大荷田川流域)越冬幼虫調査結果
(久保田)
今年度の調査は2月2日に実施。ぽかぽか陽気の中、9名の参加で15本を調査。確認できた越冬幼虫数は以下のとおり。62は昨年に続き100頭オーバー、23は株立ちの幹が何本か伐られた後急減していたが45頭と持ち直してきた。26は2011年に233頭出たが今年は5頭。年により根際の環境が不安定で凸凹が激しい。
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2013
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2012
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2011
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2010
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2009
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オオムラサキ
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296
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294
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492
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68
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170
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ゴマダラチョウ
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19
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30
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87
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57
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68
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アカボシゴマダラ
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1
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3
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9
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1
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1
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オオムラサキは昨年とほぼ同じ数で、これが最近の平年並みというところか。ゴマダラチョウは、ここまで減ったのは久方振り。過去の経験からすると来年は200位に増えることになるが、果たしてどうか。アカボシゴマダラは少数だが、毎年引き続き確認されている。 |
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2011年度オオムラサキ越冬幼虫調査報告
2月5日(土)は大荷田のオオムラサキ越冬幼虫調査という事で、久しぶりにフォーラムの活動に参加しました。参加者は宇佐美、久保田、倉地、佐久間、藤島、山本、大脇の7名です。いつものように圏央道に沿って住宅地の横を通り、最初のエノキに取り掛かっていたら、近所のおじさんと思われる方に声をかけられました。やはり大の大人がエノキの幹の周りを取り囲んでいる光景は異様な印象を与えるようです。
さて、今年は13本のエノキを調べ、オオムラサキ492、ゴマダラチョウ66、アカボシゴマダラ9という結果を得ました。1本のエノキに233頭のオオムラサキが見つかった木では、初めはみんな歓声を上げていましたが、最後はちょっとうんざりするほどでした(贅沢な悩み!)。10頭以上のオオムラサキが見つかるいわゆるご神木は6本で、みな健在でした。一昨年の調査で、1頭だけ見つかったアカボシゴマダラは、今年は9頭も見つかり、やはり相当増えているようです。ゴマダラ、オオムラサキ、アカボシが一枚の枯葉に並んでいる絶好の被写体も見つかり、みんなで写しまくりました(横沢入のブログに載っていますので是非ご覧ください)。
(大脇 眞) |
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オオムラサキの越冬幼虫です。エノキの木の根元で冬を越します。 |
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コアラ?小鹿?ちがうよ、オオムラサキの幼虫の顔のアップだよ。 |
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エノキの根元にたかって何かのおまじない?いえいえ、葉っぱを一枚一枚めくってオオムラサキの越冬幼虫を探しているところです。たくさんいると嬉しいけど少ないとがっかり、でもおしゃべりしながらの調査は楽しいよ。 |
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上がゴマダラチョウ、下がオオムラサキの幼虫。今は枯葉みたいに茶色いけれど、春になったら若葉と同じきれいな緑色になります。
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2004年2月1日 大荷田丘陵 |
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